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豊中 れんしゃ矯正歯科スタッフブログ「ニューフェイス現る」

こんにちは。

今日は昨年の11月に新しく導入した滅菌器についてお話したいと思います。

新しく導入した滅菌器は「iclave mini」というオートクレーブ(高圧蒸気滅菌)です。

この機械は診療で用いるハンドピース類の滅菌のために導入しました。

そもそも、滅菌とは?

滅菌: すべての微生物を対象として、それらすべて殺滅または除去する方法

そして、オートクレーブ(高圧蒸気滅菌)とはオートクレーブ内の圧力を高温の蒸気で上げることにより、細菌や微生物のタンパク質を変形させ、殺滅させる滅菌法です。

当院でも治療に使用する器具・器械の滅菌に使用しています。

オートクレーブ滅菌器は、滅菌物の構造・種類に応じてクラス分類が定められています。(ヨーロッパの「EN13060」という基準で分類)

当院で導入した iclave mini はクラスSに分類されます。

この iclave miniはハンドピースメーカーが開発した滅菌器で「ハンドピースのための滅菌器」というキャッチフレーズがついています。

以前に使用していた滅菌器よりもコンパクトで作業時間も短縮でき、導入して良かったと日々感じています。

当院は矯正専門の歯科医院なので一般歯科のように観血的処置はほぼ皆無ですが、スタンダードプリコーションの重要性を考え、対象物に合った適切な滅菌・消毒を行い、これからも患者様に安全・安心な治療を提供していきたいと思います。

*スタンダードプリコーション(標準予防策)

感染症の有無に関わらず全ての患者のケアに際して普遍的に適用する予防策

である。標準予防策は、患者の血液、体液(唾液、胸水、腹水、心嚢液、脳脊髄液など全ての体液)、分泌物(汗は除く)、排泄物、あるいは傷のある皮膚や、粘膜を感染の可能性のある物質とみなして対応することで、患者と医療従事者双方における病院感染の危険性を減少させる予防策である。

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